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解像度(dpi)はどのくらい必要?Webサイトや印刷に適した数値をご紹介

解像度(dpi)はどのくらい必要?

解像度とは、写真や画像の精度を数値化したものです。
dpiの数値が高いほどきめ細かく鮮明な画像の印刷が可能ですが、画像の使い道によって、必要な解像度が異なるため注意する必要があります。

そこでこの記事では、解像度(dpi)の意味やピクセルとの違いなど、dpiにまつわる基本的知識について解説します。
Webサイトへの投稿や印刷、映像制作などをしている方は、ぜひそれぞれの目的にあった解像度を見つける参考にしてください。

解像度とdpiにまつわる用語を解説

解像度の構造を理解するためには、基礎的な用語を知る必要があります。
そこでまずは、解像度とdpiにまつわる用語について解説します。

解像度とdpiの違いは?

解像度とは画像の密度を数値化したもので、画像を滑らかに表現するドットがどれだけの密度で詰め込まれているかを、dpi(1インチに含まれるドット数)という単位で表します。
dpiとは、「Dots per inch」を略したものです。

画像は小さな点の集まりでできています。そのため、解像度の数値が高いほど画像がきめ細かく、線や明るさなどの細かい表現が綺麗に映し出され、数値が低いほど画像の粗さが目立つというわけです。

なお、dpiは基本的に「印刷時」のきめ細かさに反映されるものの、Web上の画像を作成するときにはあまり意識する必要はありません。

dpiとピクセルの違いは?

dpiにある「ドット」は単色の最小単位であり、対して、「ピクセル」はデジタル画像の最小単位です。

モニターを拡大するとRGBの羅列が見える

液晶画面を最大限まで拡大すると、以下の画像のように、四角いマス目の集まりで構成されていることがわかるでしょう。こうした四角いマス目の1つ1つが、1ピクセルです。そして、1ピクセルの中には、RGBのそれぞれが1ドットとして入っています。
つまり、こうしたドットの集まりで1ピクセルの色を表現しているのです。

ドットとピクセルの考え方

基本的に、dpiの数値が大きいほど密度が高く、高精細な画像になるものの、その分印刷サイズが小さくなります。
そのため、用紙いっぱいに鮮やかに印刷をしたい場合は、ピクセル数の多い画像を用意することをおすすめします。

dpiとppiの違いは?

dpiとppiは、いずれも解像度の単位です。数値が高いほどなめらかで綺麗な画像になり、低いほど粗くて粒が目立つ画像になります。

dpiは1インチに含まれるドット数を示し、主にプリンターやスキャナーなど印刷物に対して使われます。
一方、ppiは「Dots per inch」を略したもので、1インチに並んでいるピクセル数です。主にデジタル画像の解像度を示す単位として用いられています。

最近では、互いに同じ意味合いで使われることが多くなっているものの、dpiとppiは厳密には異なる単位であるため注意しましょう。

dpiとppiのとらえ方の違い

用途別におすすめの解像度を紹介

解像度の数値を上げるほど画像の鮮やさがアップするものの、適切な解像度を設定しなければデザインが台無しになってしまうおそれがあります。
ここからは、用途別におすすめの解像度について紹介します。

Webに投稿する画像やバナーを作りたい

Webに投稿する画像やバナーを作りたい場合、72dpiが一般的です。

Webの場合、いくら高い解像度の画像でも、基本的にディスプレイの解像度に依存します。画像の綺麗さを求める場合は、ピクセル数を意識すると良いでしょう。

デジカメで撮影した画像やWeb上から保存した画像の多くは72〜96dpiほどであるため、Web上で使う場合はそのままでも違和感なく画像を表示できます。

なお、スマホやパソコンなどの画面上では綺麗でも、印刷すると画像が粗い、ぼやけるなど、仕上がりがイメージと異なる場合も少なくありません。Web用の画像を使って印刷するときは、解像度を高くしておくことをおすすめします。

印刷物を作りたい

フルカラーの印刷物を作りたい場合の解像度は、350dpiが推奨されています。

もちろん350dpiを超える解像度でも問題ないものの、フルカラー印刷の見た目に大きな変化はありません。

一方、グレースケールでは600dpi、モノクロ2諧調印刷では1200dpiがおすすめです。色数が白と黒しかないモノクロ印刷の場合、解像度を少し高めに設定することで、美しくなめらかなグラデーションを表現できます。
なお、フルカラー印刷時と同じく、モノクロ印刷でも過剰に解像度を上げる必要はありません。

大画面で画像や映像を映したい

上述した通り、デジタル画像の表現はディスプレイの解像度に依存しています。
そのため、大画面で画像や映像を映したい場合は、72dpiを基本に、ピクセル数にあわせて画像を調整しましょう。

ディスプレイにおける主な解像度は、以下の表になります。

名称 解像度
SD 720×480px
HD 1280×720px
フルHD 1920×1080px
WQHD 2560×1440px
4K 4096×2160px
8K 7680×4320px

SDやHDに次いで、フルHD、WQHD、4Kと解像度が上がるほど画素が増えるため、きめ細かく、鮮やかな画像表現となります。
ただし、解像度が高くなるほど、データ容量や転送時間などさまざまな要素に影響する可能性があるため注意してください。

マウスにもdpiがある?

マウスによっては、dpiの設定機能が搭載されているものがあります。

マウスのdpiとは、マウスを1インチ動かすたびにカーソルがどれだけのドット数動くのか、つまり、カーソルの移動距離をあらわすものです。
一般的にマウスは800dpiといわれ、この場合、1インチ動かすたびにポインターが800ドット分移動したことになります。

dpiが高いほど速く滑らかに動くため、ゲームなどで操作性のよさを求めるならば、dpiの数値に注目してマウスを選ぶと良いでしょう。

ただし、高dpiのマウスは微細な動きまで感知するために、意図しない操作が起こるおそれがあります。正確な操作が必要な作業の場合は、dpiがあまり高すぎない物を選ぶことをおすすめします。

解像度(dpi)は、数値が大きいほど鮮明な画像に仕上がります。

しかし、過剰な解像度は出力に時間がかかる、データが大きいために別のトラブルが発生するなどのおそれがあります。
印刷物を制作するときやWebサイトなどで画像・動画を編集するときは、用途に適した解像度を選ぶようにしましょう。

パネルキングでは、データ容量を考慮して、入稿する画像の解像度は100〜200dpiを推奨しています。モニター上と印刷物では色の表現が異なることがあるため、色味の変化が気になる方は、試し刷りなどで画像の質や色を確認してから依頼することをおすすめします。

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