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展示会パネルはデザインのコツを押さえて人気のブースを目指そう!

展示会パネルのデザインのコツ

様々な企業が出展する展示会では、ブースにパネルを設置することが多々あります。気軽に使いやすいのがパネルの魅力ですが、ツボを外すと思ったような効果が得られない奥の深いアイテムでもあります。パネルを有効活用するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があるのです。

この記事では、展示会パネルを作る際の目的とデザインのコツ、注意すべきことと効果的な活用法までお伝えします。パネル作成を考えている方は、参考にしてみてください。

展示会用のパネルをデザインする上で、まず「何のためにパネルを作るのか」という目的を明確にしておくことが大切です。

展示会にパネルを設置するのは、展示ブースの装飾や見栄えを良くするためでしょうか。自社のブースにたくさんの人を集めるためでしょうか。自社製品や企業の情報を、来場者へアピールするためでしょうか。来場者へ自社を印象付けるためでしょうか。展示会でパネルを設置する目的によって、パネルデザインで重視すべきポイントは異なります。

実際に展示会でパネルを使うシーンを事前にイメージしておけば、パネルデザインの際の指針になります。必要な情報や適した見せ方のビジョンが持てれば、スペースや時間が限られている展示会において、効果的にパネルを活用できるでしょう。

前項では、展示会に出展する企業の立場から「何のためにパネルを作るのか」という目的を明確にしました。続いてのパネルデザインを作成する段階では、来場者側の視点に立ってデザインを考える必要があります。

パネルをデザインする際に気をつけたいコツを、以下に解説します。

「来場者に興味を持ってもらう」ためには、パネルの見やすさやインパクトを重視します。

見やすいパネルにするポイントは、視認性にあります。展示会の会場の広さ、屋内か屋外か、時間帯や照明の色といった環境によっても異なりますが、視認性の高いパネルはそれだけで来場者の目に留まりやすくなります。細く小さい文字や背景と一体化しやすい同系色の文字では、せっかくパネルに情報を載せても読み取ってもらえないかもしれません。視認性を高めるために、パネルに載せる文字のサイズやフォント、背景色と文字色の組み合わせに気を配りましょう。

パネル設置の目的次第では、遠くからでも興味を惹くようなインパクトの強さも大切です。視認性の高さ同様に文字のサイズやフォント、あるいはパネル全体の配色を工夫することで、来場者にインパクトを与えるパネルに仕上がります。目立つイラストを配置するのもおすすめです。

複数のパネルや販促物を使う場合は、ブース全体のデザインの統一感も意識してください。

パネルの視認性やブースの統一感を意識する

企業・商品の売りや強みを来場者にアピールするために、パネルに載せる情報を厳選します。魅力を最大限に伝えるために、ここでも来場者の視点に立って工夫してみましょう。

来場者は、全ての展示ブースのパネルをじっくり見てくれるわけではありません。売りや強みをパネル上で長々と説明するのではなく、一目で心を掴むコンパクトなキャッチコピーが求められます。その製品は来場者の抱える問題をどのように解決できるのか、どんな独自性があるのかを示すような、具体的で分かりやすいフレーズが有効です。

また、パネルのスペースは有限です。パネルに載せる情報の取捨選択に加えて、大きな文字で載せるべきものとそうでないものの優先順位を付けてください。情報にメリハリをつけることによって、売りや強みがより伝わりやすくなります。

キャッチコピーや情報の取捨選択によって、来場者にとって重要な情報が一目で分かるようになれば、売りや強みを最大限にアピールするためのパネルとして成功です。

展示ブースの装飾や見栄えを目的としてパネルを作成する場合は、統一感や企業イメージとの合致が大切です。展示ブースの印象は、企業や商品・サービスのイメージに直結するからです。

例えば、企業のイメージカラーやロゴ、商品の写真を使ったパネルを設置すれば、ブースを訪れた来場者は企業イメージにマッチした印象を受けるでしょう。逆に、イメージカラーや商品コンセプトと合致しないパネルが置かれていれば、ちぐはぐな印象を抱くかもしれません。

企業名やロゴをパネルデザインに組み込む際は、埋没しては意味がありませんが、悪目立ちしても逆効果です。有益な商品やサービスを知るために会場を訪れている来場者にとって、企業名やロゴが目立ちすぎるパネルは良い印象を持ってもらえないかもしれません。程よく目立ちつつも調和するようなデザインを目指しましょう。

効果的なパネルデザインのコツについては前述した通りですが、反対に展示パネルで避けたいデザインについても触れておきます。前項同様に、来場者の視点に立ってのデザインが必要不可欠です。

まず、ただ目立つだけで内容が伝わらないパネルは避けるべきです。パネルの作成目的によっては目立つことは重要ですが、肝心の内容が伝わりにくいパネルでは設置しても求める効果を得られない可能性があります。

「派手なカラーで目立ってはいるものの、ごちゃごちゃしていて見にくいパネル」、「どこを見れば良いのか分からないパネル」では、来場者は興味を持ってくれません。せっかくパネルを作成するのであれば、メッセージがしっかり伝わるパネルをデザインしましょう。

パネルは、展示ブースを装飾する役割も果たしています。パネルから受ける印象がそのまま企業の印象になる可能性もあるため、悪目立ちするパネルはマイナスです。「顧客の立場に寄り添わない企業」と悪印象を抱かせてしまうリスクもあるため、企業イメージを損なうようなデザインは避けることをおすすめします。

「来場者の求める情報が示されていない」、あるいは「企業からの一方的な発信になっている」パネルも、避けた方が良いでしょう。

展示会に出展している企業としては、自社の商品・サービスをアピールしたいのは当然です。来場者に伝えたい情報を、あれもこれもと欲張ってパネルに盛り込みたいと考えるかもしれません。

しかし、ここで大切なのは来場者の視点です。商品名やサービス名、あるいは企業名ばかり押し出していないでしょうか。商品・サービスの魅力を伝えたいあまり、詳細すぎるデータや数値を小さな文字で載せていないでしょうか。専門外の来場者が理解できない専門用語や業界用語、略語などを使ってはいないでしょうか。出展している企業側の思いばかり先走っては、来場者の興味をひくことはできません。

加えて、来場者の求める情報が示されていない一方的なパネルを設置していると、本来はターゲットではない来場者がブースを訪れることもあります。製品・サービスの情報がうまく伝わっていないため、「自分に関係あるかもしれない」と勘違いしてしまうのです。企業・来場者共に、限られた時間を有効に使うためにも、来場者が知りたい情報や解決したい悩みへの答えを端的にパネルに表すように心がけてください。

また、来場者がパネルやブースに興味を持ってくれない場合は、来場者が持つ課題が言語化されていない可能性があります。本当は困っていても、それを解決できる問題として認識していないのです。こういうケースでは、まずは来場者自身に課題を気付かせるようなパネル作りが有効です。

他で使用したチラシのデザインを、何も考えずにそのままパネルに転用してしまうのも、避けるべきことの一つです。

時間がない時や手間をかけたくない時にやりがちなことですが、チラシとパネルの役割は異なることも多いでしょう。手元でじっくり読めて持ち帰ることもできるチラシと、展示ブースに設置するパネルとでは、適したデザインはそれぞれ違うのです。優れたチラシのデザインが、そのままパネルでも活きるわけではありません。

パネルの役割と「何のためにパネルを作るのか」という目的を明確にし、見せるべき要素と省くべき要素を検討すべきです。

せっかく展示会にパネルを設置するのであれば、パネルという媒体の強みも理解しておきましょう。

パネルの強みとしては、遠くからでも情報や写真が大きく綺麗に見せられることや、よく目立ち展示会来場者の目に入りやすいことなどが挙げられます。

パネルは基本的に壁に設置するものです。パネルの強みをふまえた上で、来場者に訴求する内容によっては他のアイテムの方が適していることもあります。例えば、情報量が多く覚えてもらいたいのであれば、持ち帰って何度も見返すことのできるチラシがおすすめです。また、写真よりも映像の方が良さが伝わりやすい製品であれば、プロジェクターを設置して動画を流すという手段もあります。

パネルは大きな強みを持つアイテムですが、パネルだけが全てではありません。他の要素と組み合わせることで、パネルの効果は一層アップします。先ほどあげたチラシやプロジェクターに加え、会場で対応するスタッフも重要な要素の一つです。パネルを活用して来場者とコミュニケーションをとり、口頭で情報の補足をすることで、パネルを最大限活かすことができます。

展示会の出展ブースに設置するパネルをデザインする際のコツと、避けるべきデザイン、パネルというアイテムの強みを解説しました。

展示会でよく使われるバックパネルやテーブルカバーに比べ安価で気軽に作成できるパネルですが、うまく活用することで費用以上の効果を得ることができます。逆に、パネルデザインを軽視すると企業イメージを下げることにもなりかねません。来場者視点に立って、出展側のメッセージが伝わり易いデザインを考えましょう。

パネルデザイン作成のヒントとして、この記事でご紹介した内容を活用してみてください。

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